首都圏の中古戸建て価格、2ヵ月連続で上昇

2015年5月の主要都市圏・主要都市別の中古の戸建住宅平均価格動向について公表した。調査対象は敷地面積100~300平方メートル、最寄駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物共に所有権の物件。

首都圏の中古戸建ての平均価格は、2,967万円(前月比1.4%上昇)と2ヵ月連続での上昇となった。地域別では、東京都が5,453万円(同6.9%上昇)、神奈川県が3,222万円(同0.7%下落)、千葉県が2,021万円(同2.0%下落)と2ヵ月連続で下落。一方、埼玉県は2,225万円(同4.5%上昇)と3ヵ月連続での上昇となった。

近畿圏の平均価格は、2,286万円(同0.4%上昇)と微増。地域別では、大阪府が2,554万円(同1.0%下落)と下落したが、兵庫県は2,195万円(同0.1%上昇)、京都府が2,700万円(同0.9%上昇)と小幅ながら上昇傾向となっている。

中部圏は、1,950万円(同1.2%上昇)、愛知県では2,487万円(同4.4%上昇)といずれも上昇。愛知県については2月の価格水準まで戻した。

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