1月21日　世田谷区松原（下高井戸駅）で相続相談会を開催しました。

天気は良かったのですが、冷たい風が強く吹いている中、お越し頂いた皆様ありがとうございました。

相続相談会では、色々なご相談を頂きますが、一番の問題は遺産分割協議なのだとよく感じます。

特に不動産などの分けられない資産の相続が原因でトラブルになっています。

全国的にも遺産分割協議で年間2万件が揉めているそうです。

相続は、とてもデリケートで誰もが話辛い事だと思いますが、相続前に家族での話合いや遺言書の作成をすることでトラブルになる可能性が下がります。

相続後に遺産分割協議で揉める原因を相談会にお越し頂いた方に伺うと不動産などの資産は分けられない事。現金が欲しいという意見と親からの遺産を残したいという意見で分かれる事にあります。

また、長男・長女だからという考えと親の面倒を見ていたのだからという意見や考えがぶつかり揉めてしまします。

揉めやすい相続だからこそ、しっかりと対策をすることで大切な方たちの関係性が壊さないようにできるのです。

今回の相談者も対策を練っていればと嘆いていました。

相談内容

10年程前に主人が亡くなり、相続するものは自宅しかなかったので、相談者（奥様）が相続。息子が2人いるので自分が亡くなったら売却して分けて欲しいと考えていました。

しかし長男が先に亡くなってしまい相続が発生したら次男の経済力だけでは、支払えない可能性があるので、どうしたらいいか？という相談でした。

相談者の話しを伺うと次男は既にマンションを購入しており実家が必要ではないということがわかりました。

また、相談者様も自分が高齢で独りで暮らしていくことに不安を感じていましたので、自宅を売却し息子の家に行くか施設にいく、面倒を見てもらえる環境にいくことで、不安は解消されるのでは？と提案をさせて頂きました。

もちろん、家族の方と一度話し合ってから決めた方がいいと思いますので、ご家族の皆さんと話し合いをした結果、売却をするのであれば精一杯お手伝いをさせて頂くお約束をさせて頂きました。

相続は実際に起きないとわからないことがあります。

事前に対策を練ることで大切な方々が揉めるようなことがなくなっていきます。

私達は、相続によって皆さんが揉めない為のお手伝いができればと思います。

次回は2月4日に今回と同じ下高井戸駅で相続相談会を開催しますので、どんな些細な悩みでも気軽にお越しください。

皆さんのご来場をお待ちしております。