相続税の基礎控除とは 

こんにちは、あおぞら不動産管理です。今回は相続税の基礎控除について簡単に説明いたします。

相続税は遺産全額にかかるわけでなく、遺産の総額(課税価格の合計額)から基礎控除額を差し引いた金額にかかります。

遺産総額とは、被相続人(亡くなった人)のプラスの財産(預貯金や土地など)から、マイナスの財産(債務や葬儀費用など)を引いた金額をイメージしてください。

この遺産総額から差し引けるのが、「基礎控除額」です。相続税の計算で使える非課税枠とも言えます。従って、基礎控除額が大きければ大きいほど、相続税の金額は少なくなります。遺産の総額が、基礎控除額を超えなければ、相続税の申告や納税は基本的に必要ありません。

遺産総額>基礎控除:相続税の申告を行う必要あり
遺産総額≦基礎控除:相続税の申告は不要

相続税の基礎控除額は、どのような人であっても必ず使えるものなので、まずは「基礎控除額がいくらか?」ということを考えることが相続税について調べる第一歩です。そのうえで、遺産の総額を計算し、基礎控除額を上回るようであれば、相続税の申告準備を進める、というのが基本的な手順となります。

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