台東区の名所。今戸神社
東京・浅草エリアに位置する今戸神社は、縁結びで知られる人気の神社です。境内には良縁を願う参拝客に元気を与える絵馬や恋勝みくじがあり、恋愛に関するアドバイスが書かれています。お参りの後は、浅草の賑やかな下町情緒を感じながら和風スイーツを楽しむことができ、身も心も幸せな気分になれます。
この神社は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀っており、日本で最初の夫婦とされています。そのため、縁結びにご利益があるとされ、住所が「今戸1-5-22(いいご夫婦)」と縁起の良い語呂合わせになっています。
また、今戸神社では定期的に『縁結び会』を開催し、出会いの場としても知られています。週末だけでなく平日も女性同士やカップル、さらには海外からの旅行客も訪れ、多くの人々が訪れる神社となっています。
境内には招き猫の置物が見られ、この地域はかつて今戸焼の発祥地でもありました。そのため、今戸神社は『招き猫の発祥地』としても知られています。現在でも多くの招き猫が神社に奉納されており、本殿には特大サイズの招き猫も飾られています。
そしてこの神社はあの有名な新撰組の沖田総司の終焉の地、とも言われています。鳥羽伏見の戦いで敗れ、江戸に戻った後結核が悪化してしまい、当時今戸神社に仮住まいしていた医者の松本良順から治療を受けましたがその甲斐なく病状が悪化し今戸神社で亡くなったと伝わっています。
浅草エリアを訪れる際は、こういった歴史や縁結びのご利益がある今戸神社を訪れてみてはいかがでしょうか。