不動産仲介倒産が過去最多
帝国データバンクが行った調査によれば、「不動産仲介業」の倒産が急増し、過去最多の状況になっています。前年比で7割も増加し、2023年には120件の倒産が記録されました。これは、不動産業界における大きな変化を示しています。
不動産仲介業界での倒産が増加した背景には、入居希望者への物件紹介数の減少などが挙げられます。特に、企業の異動や大学への進学などに伴う引っ越し需要が減少しており、賃貸契約件数も前年比で8割程度にまで減少しています。
さらに、引っ越し代や建設費用、管理費の上昇により、個人の住み替えニーズも抑えられています。このため、築年数の古い家賃の安い物件は仲介業者からの客付けも厳しくなっていくと予想されます。
少しでも現在お持ちのアパートの経営が難しいと感じたら一度ご売却を検討なさって資産を整理してみることを検討してみてはいかがでしょうか。