東京都の新築小規模戸建て価格が上昇

2024年12月の新築小規模戸建て住宅の平均希望売り出し価格によると、東京都内の価格は前月比3.4%増の6701万円となり、4カ月ぶりに上昇しました。

今回の価格上昇の背景には、立地条件の良い高単価エリアでの物件供給が増えたことが影響していると考えられます。都心部やその周辺エリアを中心に需要の高い物件が市場に出回ったことで、全体の平均価格を押し上げた形です。

調査対象となった物件の条件

この調査で対象となったのは以下の条件を満たす新築木造一戸建て住宅です。

敷地面積:50平方メートル以上100平方メートル未満

交通アクセス:最寄り駅まで徒歩30分以内、またはバスで20分以内

土地込みの売り出し価格

小規模戸建て住宅は、都心部の限られた敷地を有効活用した商品として人気があり、特に利便性の高いエリアでは高い需要を維持しています。

今後の市場動向に注目

2023年からの価格高騰や金利動向など、住宅購入を取り巻く環境は厳しさを増しているものの、東京都内の新築戸建てへの需要は依然として根強い状況です。今後も立地や価格によって物件の動きに差が出てくることが予想されます。

引き続き住宅市場の動向に注目し、購入を検討している方はエリアごとの価格変動や物件供給状況を把握することが大切です。

まとめ

東京都の新築小規模戸建て住宅は引き続き高値傾向が続いており、今回の価格上昇もその一端を示しています。特に利便性の高いエリアでは競争が激しく、物件の希少性から高価格化が進んでいると言えるでしょう。

住宅購入を検討している方は、資金計画や物件選びを慎重に行い、最適なタイミングでの購入を目指してください。

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