抵当権② ~不動産活用

先週、月曜日に続き抵当権に関する事です。
前回は、抵当権が設定されている不動産の活用は、難しくなるとお話ししました。今回は、抵当権が設定されている不動産はどのような状態にあるか、そして活用するための方法をあげてみました。
抵当権が設定されている不動産には、不動産の権利関係が複雑になってきます。抵当権がついているの不動産は、「返済義務を果たさないと、いつでも売却させてしまう強い権利」をお金を貸した人(抵当権者)に握られている事になります。
建物が古くなったから建て替えようと、勝手に抵当権付きの建物を解体してしまうと、抵当権者のお金を回収する手段を一方的に権利を奪う事になりますね。そうなると、後から大きな問題になってしまって、損害賠償を請求される可能性があります。
売却をしようとする場合も、抵当権が付いているために、トラブルを避けようと買い手がつかない事があります。買い手をつけるために抵当権を解除する工夫が必要です。
抵当権がついている不動産の活用をするために、まずいくら残債が有るのかを確認をして手持ちの現金で完済できるか、借り替えなどで抵当権を解除する手段がないか、などを検討しないといけないですね。
いずれも、大変なことが多いですが最良の活用方法を見つけるためにも、あおぞら不動産管理にご相談くださいませ。

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