日経平均株価と不動産

今住んでいる周辺の相場はいくらで今持ってる不動産はいくらなんだろうか?そんな疑問を皆さんも一度は持ったことがあるのでは無いでしょうか。今回はそんな不動産価格の指標の一つである株価と不動産価格の関係を見ていきます。

不動産は株価に連動する

株価は不動産の価格と相関関係があるといわれています。しかし、株価の動きにピッタリと連動するわけではなく、株価から半年ほど遅れて不動産価格が変動します。

日経平均株価は2021年10月時点で29,000円近くだったものが、一年後の2022年10月時点で27,000円付近まで緩やかに下落しました。

株価下落の原因は、インフレを抑え込むための金融引き締め(金利の上昇)にあります。金利が上昇すると、株でリスクを取るより、預金して安全に資産を増やす人が増えるためです。そのため、株を売却する人が増え、株価が下落しています。特にここ最近の東京株式市場では、アメリカの金融引き締めが長期化することへの警戒感や日銀の金融政策の先行きへの不透明感もあって日経平均株価が値下がりしています。

株価の低迷はまだしばらく続くとみられています。株価から半年ほど遅れるといわれている不動産価格も、今後はしばらく落ち着く可能性があります。

株価の低迷が始まったことを考えると、今後は中古の不動産価格が下がる可能性があります。また、住宅ローン金利の上昇が始まってしまうと、購入希望者が少なくなるでしょう。そのため、数年以内に売却を検討しているなら、早めの行動が望ましいです。不動産価格が上がっているこのタイミングで一度売却査定をして、売却価格を把握しておくとよいでしょう。

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