大雨と擁壁、リスクしかしありません
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皆さん、おはようございます!最近はじめじめ蒸し蒸しした日々が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?雨も多く雨に絡む災害が多くなってくる季節でもありますので、今回は雨が家に与える被害を1つ見ていきたいと思います。
雨が降ると不動産に与える影響といえば雨漏りや洪水による浸水被害などが思い浮かぶかもしれません。しかし雨の影響は一部の条件を満たす不動産をお持ちの場合予想もしないような影響を及ぼすことがあります。例えば、擁壁がある場合大きな被害が出ることがあるのです。
まず擁壁とは、高低差のある土地で側面の土が崩れるのを防ぐために設置される壁状の構造物です。高台や丘にある住宅地でよく見かける物なのでご存じの方が大半だと思いますが、この擁壁、実は耐用年数が20から50年と言われています。手入れや種類次第で耐用年数は変わってきますが、しっかり手入れしないと擁壁が崩れて被害が発生する場合もあり、所有者に損害賠償責任が発生する、なんてこともあります。
特に大雨が降ると擁壁は崩れるリスクが高まり、例えば、今日のニュースによると、福岡市で線状降水帯による大雨の影響で宅地の擁壁が崩れて市道を塞ぎ一時通行止めが発生したり、東京23区内では6月の初めに住宅街の擁壁が崩れたり、と大雨によって崩れるリスクがあります。