こんにちは、あおぞら不動産管理です。

2025年4月の建築基準法改正により、新2号建築物が導入され、木造2階建て以上の戸建て住宅や200平方メートルを超える木造平屋建てが確認申請の対象となりました。この変更により、スケルトンリフォームや大規模な修繕に際して確認申請が必要になります。

新2号建築物の基準は4号建築物と異なり、より厳格で、構造計算書や省エネ性能に関する審査が必要です。

大規模な修繕や模様替えを行う場合、主要構造部の50％以上を修繕する場合に建築確認申請が必要です。小規模な工事については申請が不要ですが、省エネや耐震性能には十分に注意が必要です。

再建築不可物件においても、大規模な修繕やリノベーションを行う場合、接道条件を満たすか建築確認を取得する必要があるため、新法に合わせた対応が必要です。

再建築不可物件については、接道条件を満たしていないため、現状でも建築確認ができない。2025年の改正によって、確認申請が必要になることで、再建築不可物件の大規模修繕は事実上できなくなる可能性があります。