春の風物詩であり日本人の文化に深く根を下ろしている桜。この時期は入学式や花見など、桜が咲かなくては始まらないイベントがたくさんあります。東京都内には桜名所が点在しており、桜の開花にあわせて多くの人で賑わいます。今回はそんな花見のスポットについて、名所や絶景スポットなどを紹介して行きたいと思います。

目黒川 毎年お馴染み桜の回廊

目黒川の桜はSNSで話題の的。川沿いには4kmにわたって約800本のソメイヨシノが並び、文字通りの桜の回廊が川を覆う幻想的な光景を楽しめます。もうすぎてしまいましたが3月19日から31日には夜になるとぼんぼりが灯り、可愛いカフェやレストランが立ち並んでいてデートにも最適。目黒川さくらまつりではクルーズも楽しめます。こちらのクルーズは4月13日まで延長中です！

千代田区　ホテルニューオータニの庭園で

「ホテルニューオータニ」は1964年の東京オリンピック開催時に誕生し、家族団らんから国際会議まで幅広いゲストを迎える名門ホテルです。このホテルには400年以上の歴史を誇る日本庭園があり、桜の季節には19種58本の桜が咲き誇ります。都心にありながら自然あふれる春の日本庭園で、晴れ姿を見せる人々に出会えます。3月1日から4月14日頃まで日没30分前から24:00の間に庭園のライトアップも行われる予定で、昼と夜とで全く違う幻想的な景色が見れます。お花見シーズンには特別なテイクアウトメニューや宿泊プランも用意されています。

文京区　六義園のシダレザクラのよるダイナミクス

江戸時代の第5代将軍、徳川綱吉の側用人が造った「六義園」は、国の特別名勝として知られています。その中心にあるシダレザクラは15mの高さと20mの幅を誇り、園内ライトアップイベント「春夜の六義園 夜間特別観賞」では美しい景色を楽しめます。中の島や吟花亭跡、水香江などのスポットがライトアップされ、土蔵壁面にはプロジェクション投影も行われます。六義園を訪れて、ダイナミックな春の風景を楽しんでみ流のも良いかもしれません。

総武線で車窓花見　飯田橋〜市ヶ谷の外濠桜

先程までとは打って変わって、電車に乗りながら花見をすることもできます。飯田橋駅から西方の市ケ谷方向に外濠公園が整備されており、飯田橋駅からJR総武線の下り電車に乗ると、北側の窓越しに外濠公園の桜を眺めることができます。2つの駅の区間では、2分前後の乗車時間で桜を眺めることができます。窓越しの景色から桜が消えることはないので、春の美しい風景を満喫できます！この地域の学校に通う学生は必ずと言っていいほど車窓花見をするそうです。

いかがでしたか？今年の花見の場所の参考になれば幸いです。是非良い花見を楽しんでください。